誤り訂正

アナログ analog-digital

誤り訂正とは

ディジタル情報を、ある場所(送信元)から別の場所(受信先)に伝える(通信する)ことを考えます。この時、途中経路の雑音などによる理由で、本来伝えようとしていた情報に誤りが生じる場合があります。この情報の誤りを、受信先で検出して正しい情報を復元することを誤り訂正と呼びます。

情報の通信経路

情報の通信経路

誤り検出/訂正の方法

情報に冗長性を持たせて符号化し、通信路から受信した情報の誤りを検出/訂正できるようにします。

誤り訂正の例

1ビットの情報を通信するとき、2ビットの冗長ビットを追加することで、1ビットの誤りであれば受信先で訂正できます。

送信元の情報 通信路に送信した符号 通信路から受信した符号 訂正された受信符号 復号された情報
0 000 100,010,000,001 000 0
1 111 110,111,101,011 111 1

検出と訂正の違い

検出とは 間違ったことがわかる
訂正とは 通信路で誤った情報から元の情報を復元できる
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